ナノジーン育種で開発した水産物の飼育方法

ゲノム編集技術を用いるため、魚が外海に逃げ出さないよう、飼育水槽は陸上養殖施設に設置し、様々な拡散防止措置を執っています。

例えば、水槽内に筒状ネット、排水溝に二重のネットを設置することで、合計三重のネットを完備。魚の発育ステージに応じて目合いを変更すると共に、毎日こまめに掃除・点検を実施しています。

逃亡防止措置

※なお、繁殖用の親魚の水槽では、必要に応じて、別に卵回収用の小型水槽(卵回収装置)を設置し、水槽外への卵の流出を防止しています。また、精子は、海水中ですぐに活性が失われ、外海に到達するまで受精能力を保持できないことを確認しております。