ナノジーン育種魚の飼育効率をさらに高める
これまでの水産養殖は、業界における技術革新の遅れも相まって、養殖担当者の”経験と勘”に基づいた運営が行われてきました。それ故に、養殖業務は属人的な性格が強く、新たな事業者が参入しにくい構造となっています。
こうした状況を受け、私たちは、AI/IoTといったセンシング・解析技術を積極的に取り入れ、データに基づいて飼育環境や養殖業務を制御するスマート養殖を推進しています。
スマート養殖の導入は世界的にも進みつつありますが、生産効率の高い品種を開発できるナノジーン育種と組み合わせることで、導入コストを削減し、さらに効果を高める相乗効果を生み出すことが可能です。